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SPECIAL2017.2.27 (Mon)

【生配信者への道 第1回】SNSディレクターの僕が生配信を始めるまで

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  • 宮内武文 | Takefumi Miyauchi
  • 株式会社シグナル SNSディレクター

こんにちは。SNSディレクターの宮内です。
普段はSNS運用の企画やコンテンツ制作をしている僕ですが、このたび「生配信者」を目指すことになりました。

といっても、別にウケ狙いとか有名になって稼ぎたいとかではありません。最近のSNSはライブ配信機能を充実させる傾向にあり、Instagram、Facebook、Twitter、LINEなど人気のプラットフォームはどれも生配信機能を持っています。生配信者の中心は10代から20代の若者たち。でも、33歳の僕もSNSディレクターであるのなら、データではなく体感でこの傾向をつかんでおく必要があると思うんです。

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だからこれは、僕が生配信者になるまでのお話。長い道のり(連載)になりますが、どうかお付き合いください。

生配信のテーマはどうするべきか?

さて、生配信を始めるにあたっては「生配信で何をするか?(=テーマ)」を決めなくてはいけません。

同僚に相談してみたところ、「身に着けてるものをすべてメルカリに出品」「自腹でビットコイン取引」「ボディーペイントで渋谷の交差点を歩く」など、スリリングだけれど何度もやるには財布と僕のメンタルが心配な案をたくさん出してくれました。ありがとう、でもまたの機会にするね。

そんな中、幸運にも生配信サービス「ツイキャス」の経験者を社内で発見! アドバイスをもらうことに成功しました。

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つまり、短い時間で面白いことをするのではなく、長い時間をかけられる内容のほうが生配信には向いているということ。言われてみれば、生配信には雑談が多いかも……。ちなみに、「30分」というのはツイキャスの配信における上限時間です。

アドバイスをもとに考え直した結果、「SNSで話題になっていることについて話す」をテーマとすることに。派手さはないものの、これなら日頃からSNSに触れているので楽に30分話せますし、何より配信回数を重ねてもお金やメンタルを削られることはなさそうです。

とりあえず、「ツイキャス」で本番配信をしてみる

■配信する上でのルール

初回の配信は、僕のiPhoneからツイキャスを使ってやってみることに。このとき、僕は次の3つをルールとして決めておきました。

(1) バナナの被り物を着用する
女性や若い男性ならともかく、30代男性である僕の顔を見たい人は少ないでしょう。悲しいですが、見た目で興味をひくには被り物に頼るしかありません。

(2) 配信は2人以上で
男1人で話していると声が暗くなりそうだったので、シグナルバナナの編集スタッフにあいづちを打ってもらうことにしました。

(3) 楽しそうに話す(沈黙NG!)
生配信の経験者によると、視聴数を伸ばすにはテンションを高めにするのが必須条件だそうです。確かに、楽しくなさそうな生配信を見たい人はいませんよね。

■いよいよ本番配信!

こんな感じで、パソコンでニュースをチェックしながら雑談する様子を生配信。iPhoneはスマホ用のスタンドで机に固定しています。

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このサムネイル、いい感じじゃないですか? ツイキャスでは配信開始直後の画像が自動的にサムネイルに使われるんですが、サムネイルの良し悪しが視聴数にも影響します。そのため、実は配信開始ボタンをシグナルバナナの編集スタッフに任せて、僕はキメ顔を作ってスタンバイしてたんです。

肝心のトークは、「トランプ大統領が発令した入国制限の影響で、大統領がCIAに狙われるんじゃないか?」とか、「バレンタインにはいつも妻からデパートで買ったちょっと高級なケーキをもらっている」なんていう僕の赤裸々な話、「SNSには最近厳しいコメントが多く、寛容じゃなくなっている気がする」など、ニュースをネタに多岐にわたって話しました。

※録画は公開していませんので、内容が気になる方は次回【2017年3月2日16:30~】の生配信をこちらからリアルタイムでチェックしてくださいね!

初めての生配信を終えての反省

今回は初めてだったのでとにかく30分間話し続けることを意識していましたが、1人じゃなかったこともあって全然苦にはならなかったです。

総視聴者数は、24人。関係者(4名)を除いても、20名が見てくれたということになります。少ないですが、配信前は視聴者ゼロという可能性も考えていたので、まずまずではないかと思います。もちろん、ここから増やしていきますよ!

今回、配信に対するコメントは関係者からしかもらえなかったので、知らない人からもコメントをもらうにはどうするかも今後の課題です。

配信後には、オフラインで会話をするときにも「このネタは生配信にとっておきたい」とつい思ってしまうという心の変化も起きています。仕事のためと思っていましたが、案外ハマってしまうかもしれません。

次回は、視聴者数&コメント数アップの方法を探して再チャレンジします!
【次回生配信】2017年3月2日16:30~ http://twitcasting.tv/iamjambにて!

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続く!

構成:福田さや香

写真:板谷俊成