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SPECIAL2022.2.01 (Tue)

【産休育休座談会・前編】産休・育休を取った社員の本音とは?

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  • シグナルバナナ編集部

育児・介護休業法が改正・施行されるなど、年々仕事と育児の両立に社会全体の関心が高まっています。20代、30代の社員が多く活躍しているシグナルももちろん他人事ではありません。そこで今回はシグナルで産休や育休を取得した経験を持つ社員に本音を話しあってもらいました。

妻だけで2人の育児をするのは厳しい。出産直後、迷わず育休を取りました。

――シグナルに入社した理由・決め手と産休、育休を取った時のことを教えてください。

磯貝:シグナルには中途で入社しました。せっかく働くなら楽しい環境がいいと思って転職先を探していたところ、面接をしたシグナル社員が「仕事は楽しいですよ」と言いながら、本当に楽しそうに仕事に戻っていく姿を見たのが決め手です。

シグナルに入った時はまだ結婚もしていなかったので、あまり産休や育休については意識をしていませんでした。ただ、入社前に基本的な福利厚生が整っていることは確認していたので、心配はしていませんでした。実際のところ、産休も育休もスムーズに取れましたね。私の前に取ったのが熊倉です。

    • 磯貝美貴|Miki Isogai
    • 経歴:2013年に入社。プロモート部でメディアプロモートの統括を担当。
    • 育休期間:2018年10月~2020年7月(2018年12月出産)
    • 子どもの年齢:3歳(女)

熊倉:私もスムーズに産休、育休を取れました。出産直前まで働いていましたね。私も中途入社で、前職ではアパレルのEC関連の仕事をしていましたが、社内での業務が多かったので、もっと社外と関わりのある仕事をしたいと考えて転職しました。シグナルでは営業チームでクライアントと対峙する仕事ができました。

私も基本的な福利厚生が整っていることを確認した上でシグナルに転職しましたが、当時は自分のキャリアアップのことだけを考えていたので、産休や育休を自分ごととして想像していなかったのが正直なところです。

――奥原さんはシグナルで初めて育休を取った男性社員ですね。

奥原:20代は自分で音楽のレーベルを立ち上げて、音楽活動をしていました。「海外ツアーでサインをする」という目標を叶えたので、一区切りをつけて会社員になりました。2社を経て、シグナルに転職した決め手は人の良さですね。

1社目で1人目の子ども生まれましたが、その時は育休を取りませんでした。シグナルに移ってから2人目が生まれて、育休を3ヶ月間取りました。シグナルの男性で育休を取ったのは僕が最初です。

シグナルに育休制度があるかどうかはあまり気にせずに入ったのですが、聞いてみたら取れるとのことでしたので、少し考えて申請することにしました。1人目の育児の経験から、産後すぐの妻だけで2人の育児をするのはかなり厳しいなと思っていました。

    • 奥原祐太|Yuta Okuhara
    • 経歴: 2018年に入社。SNSプロモーション部でSNSを活用したプロモーション及びマーケティング支援、ソーシャルリスニングを担当。
    • 育休期間:2021年2月〜2021年5月
    • 子どもの年齢:5歳(男)、0歳(男)

上司が「謝ることじゃないよ。それも働き方のひとつだよ」と何度も言ってくれた。

――育休中に仕事をすることはありましたか?

奥原:3ヶ月間しっかり休めたので、家庭に100%コミットできました。仕事は全くせず、完全に休みです。それはひとえにチームの理解があったからです。上司に相談したら、「ぜひ取ってください」と即答でした。

ちょうどその年、チームにメンター制を導入していました。若手の社員が1人ついてくれて、育休を取る8カ月前くらいから仕事を教えて、僕がいなくても影響がないように準備しました。育休に入って最初の1週間ぐらいは不安もありましたが、何も連絡が来ないので、本当に大丈夫なんだなと安心して完全に仕事から離れて過ごすことができました。

離れていた期間も3ヶ月なので、仕事の状況が大きく変わることもなくスムーズに戻れました。企業のSNS運用の支援をしていますが、引き継いだ仕事が問題なくできていたので、戻ってから1カ月ぐらいは暇でした(笑)。おかげさまで、すぐに忙しくなりましたけどね。

熊倉:出産後、約1年で職場復帰しました。私も育休後は同じチームに戻ったのですが、子どもが小さいうちは体調が安定しなかったので、マネージャーをしていた時と同じような働き方は難しいなと感じるようになりました。そこで、上司やチームと相談して、クライアント対応から営業サポートのようなポジションに移ることに。そのおかげで、仕事と子育ての調整がしやすくなりました。

    • 熊倉愛也佳|Ayaka Kumakura
    • 経歴:2014年に入社。コンサルティング2部でPRコンサルティングを担当。
    • 育休期間:2018年5月~2019年4月(2018年6月出産)
    • 子どもの年齢:3歳(男)

――女性は産休を含めると仕事を休む期間が長くなります。復帰の際に不安はありませんでしたか?

熊倉:戻ってみないとどうなるか分からないということを前提に、まずは戻ってみよう。そして、できることからやろうという話をしました。具体的には、メンバーの育成や提案書の確認・アドバイスなどからスタート。保育園から急に呼び出されても大丈夫な状態を作ってもらえたので、メンタル的にも落ち着いた状態で復帰できました。子どもの状態に合わせて業務を変えてくれたのはありがたかったです。

今は産休前と同じポジションに戻っていますが、育休明けに仕事に復帰しやすい環境を用意してくれたことは感謝しています。

――復帰前に相談しておくことが必要そうですね。復帰後のことも含めて教えてください。

磯貝:育休中に上司が復帰後の働き方の希望を聞いてくれました。また、連絡をくれるチームメンバーが多かったので、会社とのコミュニケーションは取れていたと思います。

会社からどのような役割を期待しているのかを聞いて、自分の希望とすり合わせていきました。そのため、復帰後の仕事内容は明確でした。私からはメリハリをつけて働きたいという希望を伝え、最初は時短勤務からスタートしました。

現実には時間通りに仕事が終わらずに家に持ち帰ったり、在宅ワークをうまく使って仕事と育児の両立に役立てています。チームメンバーにお願いしてバトンタッチすることもあります。チームに協力してもらっているおかげで、子どものお迎えのために決まった時間に帰れています。

熊倉:周囲が育児中ならではの大変を理解してくれてるように感じます。子どもの発熱で出社できなかった時は、周りに申し訳ないと思うことも多かったですが、上司が「謝ることじゃないよ。それも働き方のひとつだよ」と何度も言ってくれました。そういう言葉に救われました。本当に周囲の理解で仕事を続けられています。

【産休育休座談会・後編】産休・育休を取った社員の本音とは?