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SPECIAL2019.10.30 (Wed)

「ダジャレで恐縮なんですけど……」ネットで話題になるクスッと笑える企画が生まれるまで

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  • シグナルバナナ編集部

シグナルの行動指針の一つに、「ワクワク楽しく仕事をすること」というものがあります。顧客の商品やサービスを世に広める私たちの仕事は、大きな責任を伴うもの。シグナルの社員は、そんな仕事をどのようなマインドで楽しんでいるのでしょうか。常に自身も周囲も楽しませながら仕事に取り組むコンサルタントの渡邉あかねさんに話を聞きました。

目指すのは「なんかいい、なんか好き」と思われる企画

  • 渡邉あかね | Akane Watanabe
  • コンサルタント/介護サービス提供企業で広告や介護現場を経験後、2016年12月にシグナルへ入社。

――2018年の対談記事で、笑いの要素も取り入れながら企画を立てていると語っていましたよね。どのようにクライアントに提案しているんですか?
ふふっ(笑)。去年は特に飲食店のPRで「面白い企画をたくさん考えてください!」っていうオーダーがあったんですよ。ダジャレでネーミングした画的にも映える商品を期間限定で発売して、メディアに取り上げてもらったりとか。

でも、提案の段階ではクライアントの重役の方々を前にして「ダジャレを考えてきました~!」なんてテンションで話すのは無理なので、「すみません、ダジャレで恐縮なんですけど……」って姿勢になりますね。

――ダジャレをそういった場で披露するのは勇気が要りそうですね。でも、企画には面白いという自信があるんですよね?
私は面白いと思って企画してますし、チームのメンバーも笑って「いいじゃん!」って言ってくれるんですけど、すべったら嫌だなと思うとプレゼン中は汗が止まらなくて。ただ、ダジャレ企画って真面目に説明すると全然面白そうに聞こえないので、とにかく面白そうに話すようには心がけてます。

――世の中にはさまざまな企画がありますが、そもそも「面白い」とはどういうことなのか、渡邉さんの考えを教えてください。
私はお笑いが好きなんですけど、今人気の芸人ってもちろん尖っている人もいますけど、特に人気があるのは人のことを傷つけない人だと思うんです。でもユーモアが感じられる、というのが今の時代に受け入れられる面白さだと思います。

最近注目されたSNSアカウントやPR企画を観察してみると、ついクスッと笑っちゃう、じわじわ気になるみたいなものが多い印象ですね。メディアの担当者は1日400通ものプレスリリースを受け取るので、1通1通に目を通すことはできません。そんな中でもちゃんと見てもらえるのは、「なんだか気になる」と思ってもらえるネタなんですよね。

ハードルは高いですが、企業やブランドに合わせて「なんかいい、なんか好き」と思ってもらえる企画を模索していくのはすごく楽しいです。

1人で背負わず、チームで企画をブラッシュアップ

――忙しいときなど、ユーモラスな企画を生み出す余裕がなくなったりしないんですか?
私、もともと妄想するのが好きで、日頃から「この広告、もっとこうしたら面白くなりそう」とかって考える癖があるので、アイデアは出てきやすいほうなんです。ただ、忙しいときに1人で考えなきゃと背負い込むと詰むので、そんなときはチームメンバーの力を借りています。

キーワードや含めたい要素、NG要素などを事前に共有した上で、「あれはどう?」「それはないでしょ」とカジュアルに議論をし、出てきた意見を整理したりくっつけたり。みんなで考えたほうが絶対に面白くなりますし、独りよがりな企画になってしまうことも防げます。結果的に、メディアやSNSなどで取り上げてもらえる確率が高まることにもつながるのかなと思います。

――チームで考えることで企画がブラッシュアップされるんですね。いつも何人くらいで集まるんですか?
声をかけると5、6人は集まってくれますね。チームとしても、1人か2人で根詰めて考えるのは非効率だから30分から1時間くらい時間をとってみんなで議論をしよう、という方針になっているので。

――そうやって企画を生み出し、達成感を感じるのはどんな瞬間ですか?
段階が3つあって、まずは自分が面白いと思った企画が同じ目標を持つ社内の人たちに受け入れられた時が第1段階。次にクライアントがそれを、現実味がありブランドにフィットした案として承認してくださった時が第2段階。最後は、その企画によって意図した通りの切り口でメディアに取り上げてもらえた時が3段階目ですね。

自分のアイデアが反映されていくやりがい

――以前は介護業界にいたそうですね。転職から3年が経とうとしていますが、シグナル入社前に思い描いていたように働けていると思いますか?
思い描いていた以上に面白く働けていますね。実は今の仕事をしているのは、前職で高齢の方々と接する中で、若いうちしかできないことを夢中でしておいたほうがいいとアドバイスをもらったからなんです。

介護の現場では、認知症の方と接することも多かったのですが、昔のイキイキ働いていた時代のことはよく覚えているということがよくありました。若い頃に先生をやっていた方はそのときの口調でお話されたり、記者をやっていた方は90代になっても紙を前にすると記事を書いたりされていました。それを見ていたら、私も若いうちに挑戦したいことに向かってがむしゃらに働いておきたいと思うようになって。

今は希望通り、この年齢の私だからこその仕事ができていると思いますし、自分のアイデアが反映されて形になっていくやりがいを感じることもできています。

――最後に、今後の目標があれば教えてください。
私、今を生きているというか、あまり先のことは考えていないんですよ(笑)。今すごくやりがいを感じていて楽しいし、あと何年かはこんな感じで良いかなと思っています。

――ありがとうございました!

構成:福田さや香

写真:仁科圭太郎