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SPECIAL2019.8.07 (Wed)

「他人は自分を映す鏡」個人主義だった私が率先して手を差し伸べるようになった転機

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  • シグナルバナナ編集部

周囲の関係者と良いチームを作り上げるために大切なことは何でしょうか。コンサルタントとして、クライアントはもちろん社内からの信頼も厚い松香瑞葉さんに、良好な人間関係を築くために実践していることを聞いてみました。

他人は自分を映す鏡。仲良くなりたければ自分から歩み寄る

――松香さんって、初対面から心をオープンにしている印象があります。
父から「他人は自分を映す鏡」だと言われて育ったので、まず自分から歩み寄るようにしているんですよね。相手と仲良くなりたいと思っているのに、「あっ、どうも松香です……はじめまして……」なんて遠慮してしまうと、距離ができてしまって仲良くなるのに時間がかかります。でも、自分からぐっと近寄れば、相手もこの人なら近づいてもいいかも? と思ってくれるんですよ。

  • 松香瑞葉 | Mizuha Matsuka
  • コンサルタント/保険代理店、役者を経て2017年3月にシグナルへ入社。

――なるほど。じゃあ、昔から人付き合いが得意だったんですか?
それが違うんですよ。中学までピアノをやっていたんですが、練習するのは自分だし、周囲はライバルという世界だったので、もともとは個人主義というか自分さえよければいいと思ってました。

でも、高校時代に人生の師と思えるような良い先生に出会って、そこから人生が変わってるんです。その先生は私の振る舞いをドッジボールに例えて、「お前、ボール投げっぱなしだよ。なんで周りと一緒に拾ってあげないの?」と指摘してくれて。それを聞いた時に、今まで自分のことしか考えてなかったって気づいたんですよ。

同時に父の言葉も思い出して、自分が外野でいつもボールを拾いに行く立場だったらと考えたら、私の振る舞いってすごく嫌だなと。自分がされて嫌なことはしたくないから、どんなに大変なときでもなるべく一緒に拾いに行ってあげようと思うようになりました。

――「他人は自分を映す鏡」という前提に立つと、自分がボールを投げっぱなしなら相手も同じようにしてくるということですしね。
逆に自分がボールを拾ってあげたら、相手も同じようにしてくれるかもしれないですよね。好循環ができるなと。そう考えるようになってからは、広く人と付き合ったり、人の役に立つためにまず自分がしっかりするよう心掛けたり、性格も大きく変わりました。

後輩育成は「のびのび」と。まずは成功体験を積み重ねてもらう

――率先して後輩のケアをしているのも、そうした高校時代の気づきからつながっているんですね。後輩育成でも、他人は自分を映す鏡だと感じることはありますか?
あります。こちらがニコニコしていれば後輩もニコニコと話してくれますし、私が弱音を吐けば相手も打ち明けてくれるようになります。

――松香さんの教育方針は?
のびのびやってもらうってことですね。まずは成功体験を積み重ねてほしいんですよ。大変な経験も成長の糧にはなりますけど、そういうのはある程度成長してからでも遅くないですから。最初は業界の面白さや仕事の楽しみを知ってもらいたいなと思っています。

――のびのびと任せつつ、後輩の状況をどうやって把握しているんですか?
数週間一緒に働けば、だいたい顔を見るだけで状況がわかるようになります。私は基本的に人が好きなので、すごく見てるんですよ。後輩が悩んでいそうなときはいつでも話を聞けるように心掛けてますし、その人が褒めてほしいポイントはきちんと評価していることを伝えるように意識しています。

思いを伝え合って、チーム感をさらに高めていきたい

――後輩育成を通じて、新たに得た気づきがあれば教えてください。
一緒に悩む難しさを実感しました。何通りもある答えの中から、その人にとっての最適解を探すには、相手の気持ちになって考える必要があります。「自分ならこう思うけどな」と言ってしまうのは簡単なんですけど、その考えができないから悩んでいるわけで。真摯に向き合って、答えが見つかるまで一緒に時間をかけていく必要があるんですよね。

――最後に、松香さんの今後の目標を教えてください。
クライアントとも、社内のチームメンバーとも、互いの思いを伝え合える関係を作っていきたいと思っています。仕事をしていれば大変なこともありますが、それを楽しいと思えるかどうかは人間関係次第だと思うんです。私はまだ言いたいことを言えていない部分もあるのでもっと伝えていく必要がありますし、相手の発言も引き出して周囲とのチーム感をもっと高めていきたいですね。

――ありがとうございました!

構成:福田さや香 写真:野口弘華