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SPECIAL2019.3.06 (Wed)

委縮せずに話すには? コンサルタントに転職後、自信を持って発言できるようになるまで

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  • 古川新之佑 | 
    Shinnosuke Furukawa
  • 株式会社シグナル コンサルタント

こんにちは。コンサルタントの古川です。
2018年1月にシグナルに転職し、1年以上が経ちました。入社当時に比べると、先輩方から「明るくなった」とよく言われます。異業種からの転職だったこともあり、当初は自信のなさから口数が少なくなってしまっていたのです。

コンサルタントの仕事において、コミュニケーションは不可欠な要素。どのようにして自信を持ち、周囲と円滑にコミュニケーションできるようになれたのか、自己分析してみました。

「一人前になるまで発言できない」という思い込み

前職は化粧品ベンチャーで営業をしていました。同世代が社内にいなかったこともあって、あまり雑談をする機会がなく、取引先ともメールでのやりとりが多かったため、直接的なコミュニケーションの少ない環境でした。

一方、転職先のシグナルは非常にフランクな社風。仕事上も、さまざまな関係者と密にコミュニケーションをとりながら進めるという特性が強い職場です。

しかし、入社当初の僕はというと、「不用意な発言をしないよう、一人前になってから発言すべき」というやや古風な思い込みから、環境が変わっても口数が少ないまま。仕事でも雑談でも、自分をつい抑えてしまっていました(あくまで僕の勝手な思い込みだったのですが……)。

入社半年で変化。どうして変わることができたのか

とはいえ、クライアントから課題を引き出し、解決策を提示できなければこの仕事は務まりません。そこで、まず僕がやったのは、「質問を事前に決めておく」「先輩の話し方を盗む」の2つでした。

相手の質問に臨機応変に答えるには経験が必要です。しかし、たとえばクライアントとの初めての面会であれば、問い合わせいただいた経緯や、現在どのような体制で広報活動をされているのかなど、必ず質問する事項はある程度決まっています。

それらをリスト化し、「ここは僕に質問させてください」と同席する先輩に伝え、事前に決めた質問をするところから慣れていったのです。形から入ったと言ってもいいかもしれません。

また、先輩が発言しているときは、どんな話題、聞き方がクライアントに響いていたかを注意深く見て盗むようにしていました。

こうした積み重ねをしていった結果、質問が自然に湧くようになり、気づけばクライアントにプラスαの情報を提供できるまでになっていました。

気軽に発言できるようになって仕事がスムーズに

さらに決定的な転機となったのは、ちょうど入社半年ごろに担当したブロガー向けイベントを成功させたことでした。「クライアントの課題を解決するための企画を形にする」というこの仕事の醍醐味を味わうとともに、成果を認めてもらえたことが大きな自信となりました。

人よりちょっと不器用だったかもしれませんが、こうして自信のなさを克服することで、ようやく自分を抑えていた期間にピリオドを打つことができました。

今では、社内外での発言量は増え、ちょっとした相談ごとすら遠慮していたころに比べると、仕事がスムーズに進むようになっています。

振り返ってみると、「一人前になってから発言すべき」という意識の裏には、恥ずかしさや失敗したくないという気持ちがあったように思います。こうしたストッパーを精神論でどうにかしようとするのは、容易ではありません。

そう考えると、僕が実践してきた“形から入る”コミュニケーションで苦手意識をなくしていくのも、遠回りのようで一つの正解だったのかなと、今ではそう思っています。

構成:福田さや香