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HOW TO2019.6.07 (Fri)

社員のSNSアカウントもリスクマネジメントを。無自覚にやりがちなNG投稿とは?

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  • 上條渚 | Nagisa Kamijo
  • 株式会社シグナル SNSディレクター

こんにちは。SNSディレクターの上條です。
最近シグナルでは、プライベートでのSNS利用においてもトラブルなく楽しく情報発信をしていこうと、社内で啓発活動を行っています。

いまや社員一人の発言によって、企業の印象が左右されかねない時代。明らかな問題発言だけでなく、無自覚に他人の反感を買ってしまうことがないように注意が必要です。

どんな投稿にリスクが潜んでいるか、よくあるケースをピックアップしてみました。

リスクが潜むSNS投稿の例

ケース1:無意識的な差別(男女・国籍・身体的特徴など)

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“男性脳”“女性脳”など、性差に関する通説の中には、実は誤りであったと判明しているものもあります。仕事の得意不得意は、性差ではなく個人差が大きいもの。性別で判断することはできません。

本人は単に通説に従って語っただけのつもりでも、「この会社の人はそうやって決めつけるんだな」と思われてしまっても仕方ありません。

性別・国籍・身体的特徴など、私たちは知らず知らずのうちに思い込みで他人を見てしまうことが少なくありません。そのことを心にとめ、他人を属性だけで判断するような投稿は避けたほうがよいでしょう。

ケース2:“持論の押し付け”と誤解される表現

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インターネットの普及によって、世界中の情報に容易に触れられるようになった昨今。私たちはこれまでになく多くの選択肢を手にし、それゆえに迷う場面も出てきています。

例に挙げた育児の問題などは、その代表格。正解がない問題ですから、さまざまな考えを持つ人がいます。

個人的な経験から得た知見をシェアできるのはSNSの長所ですが、親切心からの発信であっても、「~べき」と押し付けてしまえば、意見の異なる相手に反感を持たれかねません。

個人の経験を語るときは、あくまで「私はこうしました」と自分のケースを紹介するにとどめましょう。

ケース3:他人を勝手にカテゴライズ

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“○○男子/女子”をはじめ、安易なカテゴライズは嫌われる傾向にあります。

本人は「ウマいこと言えた!」と思っていても、これだけ多様性が認められる時代に、「○○な人はだいたいこう」と決めつけられてよろこぶ当事者は少ないでしょう。

また、「パリピ」や「海外かぶれ」という表現にも配慮が不足している印象です。社名を名乗るアカウントでこうした発言をしてしまったら、優秀な人材を逃すことにつながるかもしれません。

安易なカテゴライズをせず、言われた側がどう思うか? まで想像して発信しましょう。

ケース4:他者へのマウンティング

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マウンティングは、本人が気づいていながらもあえて優位性を示すために発言する場合と、本人に他意はなくても、目にした人が「マウンティングされた!」と捉える場合があります(私も疲れているときは、つい他人の嬉しい報告が素直に喜べなかったりすることも……)。

実名や社名を出しているアカウントでは、前者を避けたほうが無難なのは言うに及ばずですが、後者のように曲解されやすい投稿もできれば避けたいもの。

いろいろな受け取り方をする人がいますが、年収などのあからさまな数字は必要以上に出さない、素直な気持ちであることが伝わるエクスキューズや周囲への感謝も添えることで、印象はだいぶ変わってきます。

ケース5:不正確な情報を拡散

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たくさんの情報があふれるSNSは、(自覚の有無にかかわらず)自身が負のインフルエンサーになってしまう危険性もはらんでいます。

情報をシェアする際には、情報の信用性を疑う目を持つようにしましょう。最低でも次の点をチェックしてみてください。

・(記事の場合)タイトルだけでなく、中身を読みましたか?
・情報の発信者、出典が明確になっていますか?
・発言を裏付ける根拠は示されていますか?
・内容について、自信を持って説明できますか?
・家族や友人などの大切な人にも紹介できますか?

より多くの人の興味関心を引くために、オーバーなタイトルやワードを用いる投稿・記事はたくさんあります。

上記のチェックで少しでも引っかかる点があれば、本当にシェアすべき情報か、不適切に断定的な表現を用いていないか、を見直してみましょう。

SNSをワクワク楽しく活用するために

令和になる前後、Twitterで「#平成に置いていきたいもの」というハッシュタグが流行りました。ケース1~5に挙げたようなものは、一人ひとりが意識することで、少なくしていきたいですね。

これまで以上に、”個人”で選択できることが増えていく時代。何を、どう発信するか、あなた自身の言葉を大切にして、ワクワク楽しくSNSを使っていきましょう!

構成:福田さや香