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HOW TO2017.11.07 (Tue)

写真があればOK! SNS向きの動画を手軽に作る方法

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  • 野中透 | Toru Nonaka
  • 株式会社シグナル SNSディレクター

こんにちは。SNSディレクターの野中です。
SNS上では引き続き動画コンテンツが人気ですが、まだ投稿には写真しか使ったことがないという企業も多いことでしょう。動画が持つ目の引きやすさや、ご存じの通りFacebookでは動画投稿の方がリーチが伸びやすいことを考えれば、これを活用しない手はありません。それでも二の足を踏んでしまうのは、動画制作のハードルの高さが原因なのではないでしょうか。

そこで今回は、写真素材を使って手軽に動画を用意する方法をご紹介したいと思います。撮影や特別な知識は不要ですので、ぜひ参考にしてみてください。

SNS向きの動画を手軽に作る方法4つ

(1)SNSのスライドショー機能を利用する

この方法については、ほとんど説明不要でしょう。Instagramが持つ「ストーリー」や、Facebookのスライドショー機能を使用して写真からスライドショーを作成するというものです。

「ストーリー」を使用してスライドショーを作成した場合は、「ストーリー」自体の特性上、投稿から24時間で削除されます。また、Instagramの場合もFacebookの場合もスライドショーにするためには、3枚以上の写真素材を用意する必要があります。こうした点があるものの、既存の仕組みを使った非常に手軽な方法の1つと言えるでしょう。

(2)スライドショー作成サービスを利用する

Web上には数々の動画作成サービスが存在します。その中でも手軽なのは、スライドショー作成サービスです。無料サービスの場合はプライベート利用を想定したものが多いのですが、ビジネス利用でも違和感がないサービスもあります。

その1つである「kizoa」では、テンプレートまたは自分でアップロードした素材から動画が作れます。自社のメッセージがきちんと伝わるよう、素材はストックフォトサービスなどを利用したほうがよいですが、写真1枚からでも効果や文字が追加された動画ができあがります。

(3)シネマグラフ作成アプリを利用する

Plotagraph+」というスマホアプリをご存じでしょうか? このアプリは、写真の一部に動きをつけた「シネマグラフ」が手軽に作れるというもの。たとえば、マグカップに入った飲み物をぐるぐると動かしてみたり、海辺で撮った写真に波のような動きをつけてみたりといったことが可能です。

OFFICIAL PLOTAGRAPH® SOCIALさん(@plotagraph)がシェアした投稿

あくまでシネマグラフ作成アプリなので、写真全体をズームしたりフォーカスをぼかすといった自由度の高い加工はできないのですが、写真をそのまま使用するよりも印象を強くすることができます。

※「Plotagraph+」は現在Apple Storeアプリから無料でダウンロードできます(2018年1月16日以降のダウンロードは有料となります)。

(4)制作会社を利用する

動画制作を外注するとなると大掛かりになってしまうイメージがありますが、日常的なSNS投稿が目的であればそこまで作り込まなくても十分なケースも多いです。僕がおすすめしたいのは、写真素材に効果をつけた短い動画です。

こちらの動画は、ウユニ塩湖で両手を広げる男性の写真をもとにシグナルが制作しました。架空の旅行会社のSNSアカウントに投稿することを仮定し、旅に出たくなる映像をイメージしています。動きを出すことで、下記の静止画に比べて空間に奥行を出すことができました。

uyuni solt lake

元素材

他にも人物写真を使って顔を少し動かすなど、特定の部分だけに動きをつけることも可能です。この4つめの方法はWebサービスやスマホアプリほど手軽にとはいきませんが、フォトストックサービスを使えば撮影は不要ですし、一から動画を作るよりも簡単にできます。何より、自由度が高いため意図したところにユーザーを注目させることができるのがメリットと言えます。

動画でリーチを伸ばし、メッセージをきちんと伝える

現在のようにさまざまな企業がSNSで発信している時代には、より目に留まりやすく伝わりやすい方法で自社のメッセージを発信する必要があります。まだ動画を活用されていない場合は、今回ご紹介した手軽な方法から試してみてはいかがでしょうか。

シグナルでは、SNSアカウントの運用代行も行っています。SNS向けのコンテンツ制作や運用についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

構成:福田さや香