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HOW TO2017.9.01 (Fri)

スマホだけでこの品質!? 6500フォロワーを誇るInstagramアカウントの動画づくり

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  • 坂本和輝 | Kazuki Sakamoto
  • 株式会社シグナル PRコンサルタント

こんにちは。PRコンサルタントの坂本です。
実は僕、ラーメン好きが高じてラーメン動画を中心としたグルメ情報を発信するtokyofood.channelというInstagramアカウントを運営しているのですが、アカウント開設から1年で6,500名を超えるフォロワーを獲得することができました!

一般的に、公式アカウントとしてユーザーからの信頼を得るには、少なくとも3,000フォロワー程度は欲しいところ。そのためには、当然ながら魅力的なコンテンツが不可欠です。でも、魅せるコンテンツを継続的に用意するのは大変だと感じる方は多いのではないでしょうか?

そんなコンテンツ作りに悩む方のために、今回はtokyofood.channelの動画撮影ノウハウを公開します! スマホだけで完結しますので、今日からでもマネできますよ!

まずはスマホだけで作った完成動画をチェック

今回ご紹介するのはこちらの動画の撮影風景です。シーンを切り替えたり、字幕を入れたりといった編集もスマホアプリでできるんですよ。

Tokyo Food Channel|グルメ動画さん(@tokyofood.channel)がシェアした投稿

ちなみに、撮影には僕が学生時代から通い続ける本蓮沼のラーメン店「リッキーズ」にご協力いただきました。

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<店舗情報>
リッキーズ
所在地:東京都板橋区宮本町67-8
営業時間:火〜金 11:30〜14:30、17:00〜23:00
土日 11:30〜15:00、17:00〜22:00
定休日:月曜、祝日

プロっぽくするには? tokyofood.channelの撮影プロセス

まずは動画をパートごとに撮影していきます。と言っても、どんなシーンを撮ればいいのか最初はわかりませんよね。そこで参考になるのが、テレビ番組です。どういったシーンをどんな構図で切り取っているかをチェックし、スマホでも同じシーンを撮影してつなげるだけで格段にプロっぽくなります。tokyofood.channelはグルメがテーマなので食レポを参考にしましたが、ここは撮影対象によって変えてみてください。

それでは、いよいよ撮影開始です!

(1)まずはお店の周辺~外観を撮影

グルメ番組でよくあるのが、周辺の環境を映してからの店舗外観の紹介。どういった場所にあるのかわかるよう、周辺→店舗の流れで動画を撮影します。ただし、三脚なんて使いません。

スマホを持った腕を固定したまま上体をひねって……こう!
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(2)あればベター 舞台裏の撮影

ラーメンはそれだけで魅力的なコンテンツですが、差をつけるなら舞台裏である厨房まで撮らせてもらうのがベターです。撮影対象が自社コンテンツでない場合は、知人のお店に協力してもらうか、アカウントのフォロワー数が育ってきてから交渉してみるのがいいかもしれませんね。

今回はリッキーズの店長が快く撮影をOKしてくれましたので、ラーメンができる様子を工程ごとに撮影していきます。

スープを作る様子を正面から。
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背脂を入れる様子は見せどころなので、厨房に入って間近で撮ります。
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ダシを注ぐシーンも、そのままの位置で。
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麺を入れるシーンでは、湯をチャッチャと切るところを見せたかったので合図してからザルを上げてもらいました。
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麺を整えているところ。調理の邪魔にならないようにしつつも、バドミントンで鍛えた腕でスマホはしっかりキープです。
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仕上げに具を載せる様子。完成動画ではコマ送りのようにしていますが、実際には1本の動画として撮影しています。
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(3)完成形をイメージしつつ商品の特徴を撮影

これでラーメンが完成しました。臨場感を演出するため、完成したラーメンはテーブルに載った状態だけではなく、提供される際の動きも含めて撮影します。

まずは、提供されるシーンから。ラーメンの高さに合わせてスマホを動かしながら撮影します。
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ラーメンがテーブルに置かれたら、正面から上体を傾けてラーメンに寄りながら全体を撮影します。完成動画ではカメラのズーム機能を使っているように見えますが、実際は地味に手動で撮影しています。
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さて、ここからが撮影対象の価値を伝えるのに最も重要な部分です。ラーメン動画の場合、スープのとろみや麺の太さ・質感、こだわりのトッピングなどが見せどころ。一つひとつ丁寧に撮影していきます。

背脂の入ったスープをレンゲですくい、とろとろーっとしたところを撮影。うわ、もう見てるだけでおいしい!
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麺のおいしさを伝えるため、お箸で持ち上げます。この持ち上げて止める様子、グルメ番組でよく見かけませんか? ちなみに、麺は一度持ち上げてしまうと見た目が崩れてしまうので、ここは一発勝負です!
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この後、ラーメンは僕がおいしくいただきました。リッキーズには昔からしょっちゅう通っていますが、ここのラーメンは絶対に食べてほしいです! この気持ち、動画を通して伝わったでしょうか?

仕上げもスマホで! アプリを使った動画編集

撮影した動画はApple社の「iMovie」を使って編集し、最後にメタップス社の「FilmStory Pro」で字幕を付けています。

(1)iMovieで撮影した動画を編集する

まずは、使いたい動画素材を選択してiMovieに取り込みます。
imovie1

素材を見せたい順番に並べ替え、トータル時間が1分以内になるように各シーンを短くしていきます。素材の継ぎ目にはディゾルブやフェードなどの効果を入れることもできます。
imovie2

最初のうちは時間がかかるかもしれませんが、シーンの取捨選択に慣れてくると30分くらいで1分間の動画が作れるようになります。なお、iMovieにはBGM素材もいくつか用意されており、今回はその中から「モダン」を使用しています。

(2)FilmStoryで字幕を付ける

最後に字幕の設定です。FilmStoryに先ほどiMovieで作った動画を取り込んで、
filmstory_1

字幕を付けたい箇所の開始時間と終了時間、表示する文字を指定します。
filmstory_2

今回のように、字幕を複数設定することもできます。
filmstory_3

(3)完成!

以上で完成です! 僕の場合は取材をしたら、移動中などのスキマ時間を使って編集を終えてしまいます。慣れてくると意外にサクサク作れますよ。

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動画編集は気軽にチャレンジできる

今でこそ6,500フォロワーもいるアカウントにまで育ちましたが、tokyofood.channelはもともと趣味で始めたアカウント。最初のころの動画を見ると自分でもイマイチだと感じます。やはり取材や編集は、ある程度の本数をこなしたり、他の人が作った動画を見て研究していく中で上達していくものです。ただ僕がお伝えしたいのは、基本的な作り方は案外簡単だということ。動画編集は未経験者にとってはハードルが高く感じられますが、スマホアプリを使えば指先だけで作れてしまいます。ぜひ、気軽にチャレンジしてみてください。

構成・撮影:福田さや香