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HOW TO2018.7.25 (Wed)

日本で信頼を得るには? 外資系企業がPR活動をスタートするための基本ステップ

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  • 森成偉 | Joi Mori
  • 株式会社シグナル PRコンサルタント

こんにちは。PRコンサルタントの森です。
シグナルバナナでは国内企業のPR事例を多くご紹介していますが、シグナルは海外企業のPR活動のお手伝いもしています。

日本で商品やサービスを広めたい場合、海外企業だからこそ気を付けたいポイントもあり、海外とは勝手が違うためにご相談を受けることがあります。そこで、これから日本でPR活動をスタートする場合を想定し、いつ何を行うべきかをステップに分けてご紹介します。

外資系企業向け 日本でPRを始める際の基本ステップ

1.日本のメディア向け窓口の設置

海外企業様からPR支援のご相談をいただく場合、その時点では日本のメディアからの問い合わせを受け付ける窓口をお持ちでないことが多々あります。そのため、日本でのPRをスタートさせるにあたって最初におすすめしているのが、日本法人設立や問い合わせ窓口の設置です。

日本向けの窓口があるかどうかで、メディアからの信頼度は変わります。とはいえ、初期段階から窓口担当者を置くのは、人員の問題で難しい場合もあるでしょう。そのような場合、PR会社が問い合わせ窓口を代行することもあります。

2.インフルエンサー向けイベントを開催

日本での商品(またはサービス)の販売実績がない場合、商品を受け入れてもらうための下地作りとして、話題性や信頼感を醸成しておくことが大切です。そこでおすすめしているのが、インフルエンサー向けイベントの開催です。

日本未発売の海外製品は敬遠されがちですが、日本人の視点でレビューされた記事によって話題になれば、生活者からの信頼は生まれやすくなります。イベントを開くことで、インフルエンサーにこうしたレビュー記事をいち早く書いてもらえる可能性が高まります。

レビュー記事は新商品発表会の少し前に公開されていることが理想です。そのため、このインフルエンサー向けイベントは発売日の数か月前に行います。商品特性に合わせたインフルエンサーへのアプローチ、イベントの企画や運営はPR会社を活用していただくのがおすすめです。

3.メディア向けに新商品発表会を案内

新商品(またはサービス)をメディアで取り上げてもらえるよう、発売に先立って新商品発表会を行います。そのため、発表会の2週間前までには招待したいメディアを定め、案内状を送付する必要があります。

メディアの選定や案内状の送付は、独自のネットワークを持つPR会社をうまく活用していただくとスムーズです。

4.新商品発表会を開催

新商品発表会は発売の数日前に行います。ここで重要なのが、本国の責任者の登壇です。日本法人のスタッフだけで発表会を行うのと、本国の責任者も参加するのとでは、メディアに与える印象は大きく異なります。日本市場に本格参入する意思を表明するため、発表会では本国の責任者に直接語ってもらいましょう。

なお、当日の質問対応は、事前にメディアに質問事項を確認した上で想定質問集を用意しておくと安心です。発表会の運営はもちろん、こうしたメディアへの事前確認や資料の準備、囲み取材での質問対応はPR会社に依頼することもできます。

5.プレスリリースを発信

商品(またはサービス)の発売当日には、発売を告知するプレスリリースを発信します。プレスリリースの書き方は以前シグナルバナナでもご紹介していますが、これに加えて海外企業の日本市場参入の場合は、日本での事業展開に向けたメッセージを載せるのが定番です。

これもやはり、日本市場への本格参入をメディアに強くアピールするためなので、本国の責任者の方のメッセージが望ましいです。改めて用意せずとも、発表会で語られた内容を日本語訳して載せるのでも大丈夫です。

より日本での信頼感を高めるには

ご紹介してきた基本ステップのほかにも、日本での信頼獲得のためにシグナルでは次のようなサポートを行っています。

Webサイトや製品パッケージのローカライズ

商品(またはサービス)の魅力を伝える際、日本の生活者にはよりシンプルな説明が好まれます。そのため、Webサイトや製品パッケージに記載する文言は日本語化するとともにデザインや情報量の調整を行います。

このようにきちんと日本向けのものを用意すると、日本市場に力を入れていることが伝わると同時に、ユーザーからの信頼が獲得しやすくなります。

パンフレットの制作

商品発表会などのオフラインの場では、ブランドや商品(またはサービス)への理解を深めてもらうためにパンフレットの配布が有効です。そのため、日本のメディアにより伝わりやすいパンフレット制作のご提案も行っています。

国による違いは現地のPR会社をうまく活用してクリア

国によって、好まれるアプローチには多少の違いがあります。しかし、現地のPRの知識を十分に蓄えてから事業展開するケースは稀でしょう。そのためシグナルでは、日本のPRの知識がなくても商品やサービスの魅力がきちんと広められるよう、企業様をサポートしています。英語対応が可能なスタッフもいますので、日本でのPRのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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構成:福田さや香