HOW TO2018.2.20 (Tue)

プロモーターが実践する“PR視点の”ニュースアプリ活用法

futagami.png

  • 二神里菜 | Rina Futagami
  • 株式会社シグナル メディアプロモーター

こんにちは。メディアプロモーターの二神です。
近年は「ニュースはスマホアプリで見る」という人が増え、広報担当者さんもニュースアプリへの露出を意識されるケースが増えているかと思います。当然メディアプロモーターも、いかにしてニュースアプリへの露出を獲得するか、日々研究を重ねています。また、移動中や仕事のちょっとした合間などに効率よく情報収集をする手段としても欠かせないものです。

今回は、私たちメディアプロモーターがそんなニュースアプリをどのような視点で使い、PR活動に役立てているのか、実際に使っているアプリを紹介しながらお伝えしたいと思います。

掲載を目指してチェックしているニュースアプリ

まずは情報収集だけでなく、掲載されるためにチェックしているニュースアプリをご紹介します。私がこの目的で主に使っているのは、「SmartNews」と「LINE NEWS」です。

公開されている媒体資料によると、SmartNewsの国内アクティブユーザー数は月間670万人。一方のLINE NEWSはLINE NEWSアプリ、LINEアプリのニュースタブ、LINE NEWSのWebページを合わせて月間6000万人と、どちらも強い影響力を持ちます(いずれも2017年10月時点)。

アプリによっては報道記事に力をいれているものもありますが、この2つは旬の話題を幅広く取り上げており、PRネタも切り口次第で取り上げられる余地は十分にあります。

PR視点での使い方

掲載を目指してニュースアプリを見る場合は、どの配信元メディアが多く取り上げられているかをチェックしています。時には露出を狙いたいカテゴリーに、どのメディアが何回取り上げられているのかを地道に数えることも……。

多く取り上げられているメディアがわかれば、次はどのような切り口で露出しているのか、ターゲットをどう設定しているのかを分析し、プレスリリース作成に活かします。同じ商材に関する記事が複数のメディアから配信されている場合には、切り口を複数パターン考える際の参考にもなります。

また、サムネイルに使われる画像がどういったトーンなのかも押さえておくと、プレスリリースに使用する画像選びに活かせます。

PR活動に関する情報収集に役立つニュースアプリ

自社や他社のPR活動に関する情報収集という観点で便利なのが、KDDIとグノシーが共同開発した「ニュースパス」です。このアプリの特徴は、キーワードごとやメディアごとなど、ニュースを細かな単位でフォローできる点にあります。

特にうれしいのが、任意のキーワードを登録しておけば、キーワードごとにタブが追加されること。タブを開けば、キーワードに関連するニュースがひと目で確認できるのです。特定のテーマでなく任意のキーワードに対してフォローできるので、担当している商品やサービス、ブランド名などをキーワードを登録しておき、何がどの媒体に掲載されたのかを確認するために使っています。

また、「PRイベント」というキーワードを登録しておくと、PRイベントのトレンドが押さえられるので便利です。このキーワードの関連ニュースを見れば他社はどのようなイベントを開催しているのか、どのような芸能人がキャスティングされているのかがわかり、自社でイベントを企画する際の参考になります。

newspass_screenshot_small

「フォロー」メニューに、「PRイベント」など任意のキーワードでタブが追加できます。

ニュースアプリを使いこなしてPR活動を

私はプロモーターとして日々メディアやニュースアプリを分析し、アプローチを変えながら露出獲得のためのノウハウを蓄積しています。実際に、そうした分析に基づいてリリースのタイトルや切り口、画像などに工夫を施すことで、露出を獲得できるケースもあります。また、トレンドを押さえるという意味でも、やはりニュースアプリの存在は大きくなってきていると感じます。ニュースアプリの影響力は今後も続いていくことが予想されますので、うまく使いこなしてPR活動をしていきましょう。

構成:福田さや香