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HOW TO2017.1.06 (Fri)

思い通りのWebサイトを作ってもらえなかったときに見直したいこと

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  • 島田恵一 | Keiichi Shimada
  • 株式会社シグナル Webディレクター

こんにちは。Webディレクターの島田です。
「いろいろと要望を聞き入れてもらったはずなのに、期待通りのWebサイトを作ってもらえなかった」という経験はないでしょうか? うまくいっているつもりだったのにデザインのバランスが悪かったり、伝えたいことが伝わらないWebサイトになってしまっていたり。こういうときは、制作サイドとのコミュニケーションを見直す必要があるかもしれません。

Web制作では、希望のデザインがあっても代案を出されたり、制作中に発生した変更に難色を示されたりといったことが起こりえます。私たちシグナルもお客様のご要望は最優先していますが、ときにはお応えするのが難しいときもあります。ご要望にお応えしてしまうと、冒頭のような事態になってしまうケースがあるからです。

今回はWebサイトの見た目に影響しやすい点を中心に、一見、融通が利かないように見える制作サイドの反応とその意図を解説したいと思います。

こんな理由があった! 融通が利かないように見える制作サイドの反応

なぜか制作サイドが希望通りに動いてくれないように感じるとき、実はこんな意図があるのかもしれません。

【ケース1】「かっこよく」と言ったのに、希望のデザインについて細かく聞かれる

希望のデザインを「かっこよく」と伝えたのにいろいろと聞かれると、「デザイナーがうまくデザインしてくれるんじゃないの?」と疑問に思うかもしれません。

でも、これはイメージをすり合わせて、お持ちのイメージとかけ離れたデザインになってしまうのを防ぐためなんです。「かっこいい」の一言で思い浮かべるイメージは人それぞれですから、デザイナーのセンスに任せてしてしまうのは、かえって危険です。

最近見たかっこいいと思うWebサイトのリンクを制作サイドに共有すると、イメージを伝えやすくなります。うまく伝わらないときは試してみてください。

【ケース2】写真を大きく使った流行のデザインを希望したのに、別のデザインをすすめられた

写真や動画を大きく使ったWebサイトが人気ですが、サイトの目的によっては他のデザインをすすめられ、不満に思うこともあるかもしれません。

デザインにおいては、「そのデザインが表現したい内容を邪魔していないか?」という点を考える必要があります。たとえば、サイトを訪れた人に会社のことを知ってもらいたいのに、見た目を重視して会社とは無関係な写真を目立たせ、伝えたい情報が見づらい場所に追いやられてしまったら本末転倒です。

制作サイドは「伝えたいことが伝わるデザイン」になるように協力してくれますから、アドバイスは取り入れていきましょう。

【ケース3】希望のデザインを見せたら、「このイメージにはフィットしない」と言われた

このケースの代表例は、お客様から「こんなデザインがいい!」と渡された参考サイトが海外のもので、表記は日本語にしたいといったケースです。また、すっきりとした1ページのWebサイトを参考に、10個のコンテンツがあるWebサイトを作ってほしいといったケースもこれに当てはまります。

デザインは日本語・英語といった文字の表記や、コンテンツ数、コンテンツ名の長さといった要素に影響されます。英語を日本語にしただけで一気にダサくなることもありますし、コンテンツ数が増えたらごちゃごちゃとした印象になったということもありえます。

このケースでは、変動に対応できる別のデザインにしたほうが、かえって見た目がよくなるんです。

【ケース4】制作中に変更を依頼したら、再考してはどうかと言われた

変更を頼んだのに難色を示されたら、「修正の手間が惜しいのでは?」と思われるかもしれません。ですが、理由は工数以外の部分にあることも多いです。

わかりやすくデザインを例にとると、決定していたテキストの文字数や内容を後から変更しようとすると、最終的なデザインのバランスが崩れる可能性が高いです。これは、たとえば20文字の文言を目立たせるのと50文字の文言を目立たせるのとでは本来デザインを変える必要があるからです。同様に、コンテンツの内容変更も見せ方が変わるため、全体のデザインに影響してしまいます。

ちょっとした変更に思えることも、他の部分に大きく影響する可能性があれば制作サイドはそのまま応じることはできません。対応はケースバイケースですが、変更の可能性が生じたら早めに制作サイドに相談して影響範囲を確認しておくことをおすすめします。

困ったら、ディレクターをうまく使ってください

お客様のご要望どおりに対応できない場合、「なぜできないのか?」「他にどんな方法があるのか?」をきちんとコミュニケーションするのがディレクターの役割です。疑問に思うことやどうしても譲れないポイントなどは、遠慮なくディレクターに教えてください。ディレクターをうまく使うことも、思い通りのWebサイトを作るためには必要なことだと思います。

構成:福田さや香